アビーム、SAP S/4HANAのクラウド移行を促進するプログラム「AWS MAP for SAP」を提供開始

　アビームコンサルティング株式会社（アビーム）は24日、SAP S/4HANAのAmazon Web Services（AWS）移行を促進するプログラム「AWS Migration Acceleration Program（MAP） for SAP」を提供開始すると発表した。

　「AWS MAP for SAP」は、SAP ERPのAWS移行に取り組む企業に対してコンサルティングサポート、トレーニング、サービスクレジットを提供するプログラム。AWSから、大規模なSAP移行プロジェクト支援の実績や専門知識を認められたパートナーによって提供され、日本企業としてはアビームが初めてのパートナーになるという。

　今回のプログラムでは、移行における各フェーズにおいてサービスクレジットが適用され、移行費用が軽減されるとのことで、例えば、移行アセスメント（検証）フェーズでは、コンサルティングフィーの補助が行われる。また、PoC（実証実験）フェーズでも、PoCで利用するAWS利用費の一部を補助するほか、本移行後は、3年間のAmazon EC2利用料金において、最大1年間分に相当する料金が補助されるとしている。

　アビームは今後、主にSAP S/4HANAへの移行を検討中の企業向けに同プログラムを訴求し、本年度中に15件の提供を目指すとしている。