テックウインド、「QNAP Turbo NAS」の容量拡張ユニットを発売

　テックウインド株式会社は2日、台湾QNAP Systems製「Turbo NASシリーズ」のストレージ容量を拡張するためのオプション拡張ユニット製品の取り扱いを開始した。

　企業向けラックマウント型NASのストレージ容量を拡張するSAS接続のオプションユニット製品。拡張ユニットをデイジーチェーン接続していくことで、最大で8台・400TBを超える物理容量に対応する。これまでQNAP NAS製品には拡張性がなく、ビデオ編集やCADデータ保管など、当初の計画よりストレージ容量が必要となる場合に対応が難しかったが、新製品により柔軟・迅速に拡張することが可能となる。

　発売するのは、2Uラックマウント型12ベイタイプ「REXP-1200U-RP」（想定価格は55万8000円）、3Uラックマウント型16ベイタイプ「REXP-1600U-RP」（同45万8000円）、および拡張に必要な専用SASカード「SAS-6G2E-U」（同6万8000円）。拡張ユニットが対応するのは、PCI Expressスロットを持つ法人向けNAS製品「TS-X70U-RPシリーズ」「TS-X79U-RPシリーズ」「TS-ECX79U-RPシリーズ」。

　拡張ユニットはGUI管理ツール「QNAP Storage Manager」で一元管理が可能。拡張ユニットと搭載したディスクのモニタリング、RAIDグループの作成/管理、ストレージプールの作成/管理が行える。