週刊データセンターWatch:

東北電力、秋田火力発電所跡地に1GW級データセンターの建設を誘致

 東北電力株式会社は、経済産業省が実施する「GX戦略地域制度」で秋田県秋田市がデータセンター集積型地域に選定されたことを受け、歓迎の意を表明した。併せて、秋田火力発電所跡地における、受電容量1GW規模のデータセンター建設に向けて、関心を示す事業者との協議を進める。

 2025年2月に閣議決定された「GX2040ビジョン」に基づき、経済産業省は同年8月に「GX戦略地域制度」を創設。気候変動対策と経済成長の両立に向けて、産業やエネルギー体制を見直すGX(グリーントランスフォーメーション)の取り組みを本格化させている。

 GX戦略地域制度では、産業集積地を公募・選定し、補助金をはじめとする各種支援を行うとしていたが、2026年9月、第1弾地域が発表。秋田市は「データセンター集積型」に認定された。

 秋田県による公募申請には、東北電力の秋田火力発電所跡地の利活用が含まれており、東北電力は共同申請者でもある。今回の認定を受け、自治体や関係者との取り組みを進めるという。

 なお秋田市では、市内の工業団地予定地でもデータセンター開設計画が持ち上がっているが、発電所跡地での計画とは別件とされる。