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キヤノン、オフィス向け複合機・プリンターのセキュリティを強化するプリンターEDR技術の対象機種を拡大
2026年10月14日 14:34
キヤノンは13日、PCやサーバーなどで普及しているEDR(Endpoint Detection and Response)の考え方をプリンター向けに展開したプリンターEDR技術を、2027年第1四半期から「imageFORCE」シリーズなどのオフィス複合機・プリンターに対象を大幅に拡大すると発表した。ファームウェアアップデートを通じて既設機を含め順次提供することで、情報資産の保護と被害拡大の抑止に貢献するとしている。
キヤノンが独自に開発したプリンターEDRは、従来から提供してきた「全方位防御」によるセキュリティを強化する技術。プリンターの挙動を継続的に監視し、従来の防御型セキュリティだけでは対応が困難な未知の脅威や内部不正の兆候を早期に検知・対処し、被害拡大の抑制を支援する。また、サイバー攻撃の手法や行動パターンを体系化したフレームワーク「MITRE ATT&CK」を活用した検知シナリオと、プリンター特有の不正を見抜く独自のふるまい検知技術により、さまざまな脅威に対応する。さらに、検知シナリオを継続的にアップデートし、新たな攻撃手法への対応強化を図る。
独自のふるまい検知技術は、プリンター内部のイベントや動作を継続的に監視し、利用状況や操作傾向を分析する。これにより、従来は把握が難しかった内部不正や高度なサイバー攻撃の兆候を検知できる。個々の操作は正常な動作であっても、その一連の流れや利用状況を総合的に分析することで、脅威の早期発見を支援する。
脅威を検知した際は、不審な通信の遮断や改ざんされた設定の復旧など、内容に応じた対処を自動で行う。検知内容は本体パネルで確認できるほか、メールやログ管理システムを通じて管理者に通知する。ユーザーが対応する前に被害の拡大を防ぎ、情報漏えいや業務停止といったリスクの低減に貢献する。
さらに、サイバー攻撃のトレンドや新たに確認された攻撃手法の分析結果を反映した検知シナリオを随時追加する。追加した検知シナリオは自動的にアップデートされるため、ユーザーは機能を有効化するだけで、頻繁な設定変更や管理をすることなく、継続的な防御強化を図れる。
