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AirTrunk、データセンター「TOK1」の液冷対応で10億ドルを調達
2026年10月13日 11:00
AirTrunkは7日、メディア向けに開催した説明会で、10億ドル(約1550億円)のグリーンローンを調達し、日本で初となる液冷対応キャパシティを導入したと発表した。
AirTrunkは、2015年にオーストラリアで創業したハイパースケーラー向けデータセンター事業者。現在、オーストラリア、シンガポール、香港、日本、マレーシア、インド、サウジアラビアの7カ国10都市で、22拠点、3.3GWのデータセンターを運営している。
日本進出は2017年で、現在、東京圏に2拠点、大阪圏に2拠点の、計4拠点を展開している。2021年11月に開業した日本で最初のデータセンター「TOK1」は、千葉県印西市に立地する。建屋タイプのモジュラー型データセンターで、13ヘクタールの広大な敷地に、順次データホールを建設し、最終的には300GW超を提供する予定としている。
AirTrunkのデータセンターは、日本進出時には主にクラウド向けとして設計されていたが、現在はAIワークロード向けの液冷設備の導入も進めており、最初のキャパシティを2028年1月に複数の顧客向けに提供する。
TOK1の開発に向けたグリーンローンには、PUEなどのエネルギー効率がKPIとして設定されており、三井住友銀行や三菱UFJ銀行、千葉銀行を含む10行が参加している。
来日したAirTrunk創業者兼CEOのロビン・クーダ氏は、「日本はAirTrunkにとって優先市場。我々の顧客であるハイパースケーラーも日本に進出したがっている。将来的には、今ある東京・大阪だけでなく、他の地域にもデータセンターを広げたい」と述べた。
また現在、データセンター建設では、納期通りに完成させる建設スピードが重要だ。AirTrunk日本代表の松下典弘氏は、「そのために、電力会社・通信会社・ゼネコンとしっかりコミュニケーションをとっている」と言い、以下のような取り組みがあるとした。
- 日本の不動産マーケットを理解したうえで建築する
- 電力会社や通信会社と密にコミュニケーションをとる
- 設計担当が現場でゼネコンの方々と一緒に考えながら工程管理
- 非常用発電機などの大型機械はグローバルで一括発注し、期日通りの調達

