セイコーソリューションズ、セイコーウオッチ向けに接客情報基盤システムを開発

　セイコーソリューションズ株式会社は5日、セイコーウオッチ株式会社の接客情報基盤システムを開発したと発表した。同システムは、セイコーウオッチの「グランドセイコー」を取り扱う国内の一部の店舗にて、3月より運用を開始する。

　今回開発された接客情報基盤システムは、店舗・販売員の接客情報の入力から、既存顧客基盤との連携による接客情報、購買履歴などのデータ閲覧・活用までを、一括して提供するもの。販売員はスマートフォンやタブレットから簡単に接客情報やコンタクト履歴を入力・閲覧できるので、接客情報の共有を手軽に実現する。

　また、既存の会員登録やデジタル会員証との連動にも対応しており、Grand Seiko IDなど、既存の会員登録システムとの連動により、来店店舗・担当者・接客内容・アンケート情報などの接客に関連する情報を、容易に入力・照会できる機能を実装しているという。

　また、現行の顧客基盤の顧客データと接客情報基盤システムで取得するデータを連携させることによって、販売員向けの接客支援や顧客へのパーソナライズドマーケティングも可能になるとした。