Windowsから乖離した独自ファイルシステムで情報を保護「秘密金庫HDD」

　株式会社システックコアは6日、Windows OSから乖離（かいり）した独自のファイルシステムを構築し、HDDの重要情報を保護する製品「秘密金庫HDDファイルサーバーシステム」を発売した。価格は25万円から。

　HDDに仮想化コーディングを施して、Windows OSから乖離（かいり）した独自のファイル管理システムを構築。Windows OSが認識できないようにすることで、外部からの遠隔操作やハッキングを防ぐ情報保護管理システム。

　既存のサーバーへ秘密金庫HDDを増設する感覚で簡単にセットアップできる。秘密金庫HDDサーバーソフトと秘密金庫クライアントで構成され、後者を使えば既存のアプリケーションをそのまま活用できる。サーバーアクセスログやクライアント操作ログを記録する機能も備える。

　対応OSは、サーバーがWindows 2008以上、クライアントがWindows XP SP3以上/Vista SP1以上/7/8。