富士ソフト、Office 365のシングルサインオンを実現するクラウドサービス

　富士ソフト株式会社は30日、クラウド上の認証サーバーでOffice 365のシングルサインオン（SSO）を可能にする統合認証サーバーサービス「ADFS on Azure」を、同日より提供開始すると発表した。

　「ADFS on Azure」は、Windows Azure上でActive Directory Federation Services（ADFS）を提供するサービス。ADFSにより、社内ドメインのActive Directoryとクラウド上のOffice 365の認証を連携させ、SSO環境を実現する。

　また「ADFS on Azure」はクラウド上にあるため、従来のオンプレミス型よりも短期間での導入が可能。作業の軽減、サーバー購入/保守費用の軽減も実現するとしている。

　価格はID数によってことなり、1000IDまでが月額10万円、1001～5000IDが月額20万円など。別途、初期構築費用120万円が必要となる。

　富士ソフトでは、2013年度に1700万円の販売を目標としてえる。