アイレット、AWSで利用する月額SSL証明書～1枚でスケールアウトにも対応

　Amazon EC2の導入設計から運用・保守までをトータルでサポートする「cloudpack」を運営するアイレット株式会社は20日、Amazon Web Services（AWS）で利用する月額課金型のSSL証明書を発売した。

　SSL証明書には、月単位の契約や1カ月ごとの自動更新に対応したGMOグローバルサインの製品を採用。通常、SSL証明書を取得する際は、半年や年単位で契約し、契約期間分を前払いする必要がある上に、更新時にもCSR情報を集めて作成する必要がある。一方、アイレットの新サービスでは、月単位の契約で後払いが可能なほか、初期の申請以降は自動更新が可能。これにより、AWSとSSL証明書の利用料金を同じタイミング（月末請求）で支払いできるため、期間限定でサイトを開設される場合などに最適という。

　また、SSL証明書をサーバー（EC2）ではなく、ロードバランサー（ELB）にインストールする。このため、急激なアクセス増加でサーバーの台数を増やす「スケールアウト」を行っても、ロードバランサーのSSL証明書1枚で対応できるとしている。

　価格は、月額2980円（税別）。