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富士通、e-文書法に対応した文書管理アウトソーシングサービス


e文書-LCMサービスの提供イメージ
 富士通株式会社は8月5日、電子文書のライフサイクル管理を提供する「電子文書保存ソリューション」のラインアップに、e-文書法の対応要件を満たした「e文書-LCM(Life Cycle Management)サービス」を追加すると発表した。

 e文書-LCMサービスでは、情報をその役割に応じて分類して効率的な利用を図るILMの考え方に基づき、e-文書法に対応したアウトソーシングサービスを、文書ライフサイクル全般にわたって提供する。このサービスを利用すると、ユーザーは契約書や領収書などの「法律で一定期間の保管が義務づけられている文書」に関しても、e-文書法に基づくセキュアな電子保管が可能になるため、文書の効率利用、管理コストの削減が実現できるという。

 具体的には、サービス管理、システム運用、ヘルプデスクといった文書保管にかかわるシステム運営を、250項目にわたるSLAやITILの運用手法を適用し、アウトソーシングサービスとして提供する。またあわせて、e-文書法対応や個人情報保護法対策、業務分析、保管文書分析、コンプライアンス分析、証明書利用支援といった各種コンサルティングサービスを用意した。

 さらにワンビシアーカイブズと提携し、紙文書の電子化作業や、電子化後の紙原本・バックアップ媒体の保管、抹消処理などの作業をBPOサービスとして請け負うほか、富士通グループが持つ、文書電子化・管理ソリューション「セキュアファイリングAE」、保存データの存在証明を行うためのタイムスタンプサービス、「fiシリーズ」や「ScanSnap fi-5110EOX3」といったスキャナの提供などもあわせて行うとのこと。

 価格は、年間10万枚までの場合で月額210万円から。富士通ではこうしたサービスの提供によって、「自社で設備をもたなくともe-文書法に基づく文書の電子化を進めたい」「電子文書化の企画段階から支援してほしい」などのニーズに対応できるとしており、今後3年間で60社への導入、160億円の受注を目指す。



URL
  富士通株式会社
  http://jp.fujitsu.com/
  プレスリリース
  http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/08/5.html

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( 石井 一志 )
2005/08/08 11:49

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