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富士通、電子文書のライフサイクル管理を行うソリューション
富士通株式会社は7月7日、「電子文書保存ソリューション」の販売を開始すると発表した。これは、電子文書の発生から廃棄に至るまでのライフサイクルに応じた最適な情報管理を実現するソリューションで、「文書保存ポリシー策定コンサルティング」と「電子文書保存システム構築サービス」から構成されている。
文書保存ポリシー策定コンサルティングでは、コスト最適化や業務最適化、また法的要件やセキュリティ強化の観点から、運用・保存の基準や、セキュリティ基準などの文書管理に関するポリシー策定を同社が支援する。これにより、2005年の施行を目指して制定がすすんでいる「e-文書法(通称)」への対応、リスクマネジメント強化などが計れるという。価格は個別見積で、提供は8月上旬からの予定。
また電子文書保存システム構築サービスでは、策定した文書保存ポリシーをもとに、文書電子化保存パッケージ「セキュアファイリングAE」、業務用スキャナ「fiシリーズ」、文書交換・配信ミドルウェア「SecurePackage」、ストレージシステム「ETERNUS3000アーカイブストレージ」などを使用して、システムの構築を行う。これによってユーザーは、紙文書の電子化と、その証拠能力を高めるための電子署名、タイムスタンプの付与や、履歴管理による改ざん監視、電子文書の検索・参照といった機能を利用できるようになる。価格は839万円からで、8月中旬より提供される。
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URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/07/7-2.html
( 石井 一志 )
2004/07/07 17:56
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