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オプロ、相談窓口での手続き業務を支援するAIエージェント基盤「マドレス」

 株式会社オプロは13日、手続き業務に特化したAIエージェント基盤「マドレス」を提供開始すると発表した。利用者が申請前に抱える「どの手続きか」「何が要るか」「どこへ出すか」という迷いを、AIエージェントによって解消するという。なお、まずは公共機関・金融機関向けに提供を開始し、順次対象を拡大する予定だ。

 「マドレス」は、地方公共団体、官公庁、金融機関(銀行、生命保険、損害保険)の相談窓口で利用できる、手続きに特化したAIエージェント基盤。各種ナレッジを参照し、相談内容に当てはまる手続きと必要書類、申請先を示して既存の電子申請システムへつなぐ機能を提供する。

 AIエージェントは、手続き案内、本人確認、必要書類確認、入力支援、審査支援、通知といった役割ごとに、業務に合わせて運用可能。ナレッジは、「マドレス」への登録に加え、BoxやSharePoint上の文書、Salesforceのレコードなど、外部サービスの情報も利用できる。

 さらに、把握した内容を案件として担当部門に引き継ぐ仕組みも搭載しているため、相談の途中でAIエージェントから窓口担当者に対応が切り替わっても、利用者が同じ説明を繰り返す必要はない。また、窓口担当者が聞き取りながら同じ画面に入力することも可能で、紙の申請書への記入や転記を削減できる。回答と変更の履歴は記録として残り、監査への説明にも活用できるとした。

 なお、相談段階で扱う情報は手続きの特定に必要な範囲に限定しており、本人確認や個人情報を伴う処理は、認証された申請画面や連携先システム側で行う。オプロの電子申請システム「カミレス」と組み合わせれば、相談で把握した内容が受付・審査へ引き継がれ、通知書の生成・配信までをひと続きで処理できるとのことだ。

 オプロは今後、「マドレス」と「カミレス」の連携を進め、相談で把握した情報を受付・審査、通知までつなぐ仕組みを拡張する考え。また、Salesforce上のAIエージェントやAgentアクションを「マドレス」から活用するなどAIエージェント間の連携を広げるとともに、SalesforceのAgentExchangeへの掲載も予定している。