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東京システムハウス、AIを活用してテストデータと仕様書を自動生成する「テスト支援サービス」
2026年10月13日 12:14
東京システムハウス株式会社は8日、AIと静的解析ツールを活用し、ジョブ(JCL)単位で資産を解析してテストデータとテスト仕様書を自動作成する「テスト支援サービス」の提供を開始すると発表した。
「テスト支援サービス」は、東京システムハウスが「メインフレーム・マイグレーション・サービス(MMS)」で培った資産解析のノウハウと生成AIを組み合わせ、従来は利用企業側で行っていたテスト用データの作成を自動化・代替するもの。解析エンジンとしては、COBOLシステムの仕様書作成や質疑応答をAIで自動化する自社システム「AIベテランエンジニア」を活用している。
大きな特徴は、プログラム単体ではなくジョブの実行単位であるJCLを起点に関連プログラムを解析し、ジョブの実行に必要な入力データを特定して、テスト仕様書を自動で作成する点。このテスト仕様書には、テストの目的・範囲・テストケースに加え、各ファイルの項目定義や期待される出力内容が記載される。
また、テストデータはCOBOLシステムで一般的な固定長順編成(SEQ)ファイル形式で出力され、ゾーン10進数やパック10進数(COMP-3)、2進数(COMP)、浮動小数点(COMP-1/COMP-2)など、COBOL特有のデータ形式にも対応可能。データベースを利用するプログラムのテストデータの作成にも対応する。
加えて、JCL・COBOL・COPY句などの資産を解析してテストデータを作成するため、現行システムから実データを抽出することなくテスト準備を進められる点も特徴とした。
なお、現バージョンではバッチ処理のテストデータ作成を対象としているが、東京システムハウスでは、段階的にテスト工程における支援範囲を拡大する考え。今後は、生成したテストデータの実行環境への自動配置、テストの自動実行・自動評価、オンライン処理のテストなどに対応範囲を拡大していく予定だ。
