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米SonicWALL、用途によりOSアップグレードが可能なセキュリティアプライアンスを発表


SonicWALL TZ170
 米SonicWALL,Inc.は、ファイアウォール/VPNアプライアンス「TZ170シリーズ」を11月下旬より出荷すると発表した。価格は使用する環境のノード数で異なり、10ノード版が98,000円、25ノード版が198,000円、無制限ノード版が320,000円(それぞれ初年度保守費用を含む)。なお、ノード数は後からアップグレードすることも可能となっている。

 TZ170は、SonicWALLの「トータルセキュリティプラットフォーム」戦略を具体化する製品の第2弾として、発表されたもの。ファイアウォールの高速処理と、AES/3DES暗号化のハードウェアサポートが特徴で、ファイアウォールスループットが最大90Mbps、VPNスループットが同30Mbpsとなっている。ネットワークインターフェイスはWANポート(10/100Base×1)、LANポート(5ポートの10/100Baseスイッチ)のほか、DMZポートなどに利用できるオプションポート(10/100Base×1)を持つ。

 OSはシンプルな構成の「SonicOS Standard」を標準搭載し、オプション(無制限版のみ無償提供)により、高度な機能設定が可能な「SonicOS Enhanced」にアップグレードができる。また従来のSonicWALL製品同様、コンテンツフィルタのオプションも用意されており、有害なWebコンテンツや、業務に不必要なWebサイトの閲覧を制限することが可能。



URL
  SonicWALL,Inc.(日本語)
  http://www.sonicwall.com/japan/
  製品情報
  http://www.sonicwall.com/japan/products/TZ170.html

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( 石井 一志 )
2003/11/11 17:25

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