CTC、マルチデバイス対応のファイル共有クラウド「SmartBiz+」

　伊藤忠テクノソリューションズ株式会社（以下、CTC）は29日、マルチデバイス対応のクラウド型ファイル共有サービス「SmartBiz+」の提供を開始した。

　SmartBiz+は、社内外のスマートフォン、タブレット端末、PCなどからセキュアにデータ作成・ファイル共有し、いつでもどこでも必要な情報にアクセスできるクラウドサービス。建設現場や農作業などの屋外業務、修理や調査業務、営業や販売といった不特定の場所で行われる業務において、適切なメンバーと情報を共有できるという。

サービスイメージ

　具体的な機能としては、SmartBiz+専用の情報作成アプリ「BizCube」により、映像・音声・テキストメモ・電話帳・カレンダーデータを作成可能。それらを社内外のマルチデバイスで共有できる。

　データはすべてCTCのデータセンターに格納され、クライアント端末には一切保存されない。また、端末とデータセンター間の通信はHTTPSで暗号化することでセキュリティを確保。加えて、専用のWebポータル「ReMS」から、ユーザーIDやフォルダへのアクセス権限などもシステム管理者側で一括設定できる。

　また、業務に適した独自のアプリをマルチデバイス用に開発が可能。iOS/Android/Windows向けのSDKが提供され、自社で開発したアプリをSmartBiz+に接続させることができる。

　参考価格は、利用者数10ユーザー・ストレージ容量10GBで月額7000円、50ユーザー・50GBで月額3万5000円、100ユーザー・500GBで月額11万3000円。