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代表取締役社長の林田直樹氏
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C90の背面。多種多様なインターフェイスをそろえている
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MCUを内蔵し、4地点接続が可能。各拠点と1080p/30fpsで通信を行える
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日本タンバーグ株式会社は12月12日、プレス向けの説明会を開催し、フルHD対応コーデック「TANDBERG Codec C90」(以下、C90)の価値について説明した。
昨今、ビデオ会議システムベンダーでは、各社がこぞって1080p(1920×1080ドット)のフルHDに対応した製品を発売しているが、そもそもなぜ、フルHD対応のビデオ会議製品が必要となるのか。その理由について同社の代表取締役社長、林田直樹氏は「そもそも、会議においてもっとも効果があるものは面談であり、いかに面談に近づけるかがビデオ会議の課題だった」という点を指摘。臨場感のあるフルHDの高精細な映像によって、より面談に近いビデオ会議が提供できることからニーズが増えている、という点を説明する。
こうしたメリットを提供するため、日本タンバーグはフルHDコーデックのC90と、フルHD対応カメラ「TANDBERG PrecisionHD 1080p」とを組み合わせて、1080pのテレプレゼンスを実現した。C90は、6月に発表された小規模会議室向け「TANDBERG Telepresence T1」、10月に発表された大型ディスプレイ3面を用いる「同 T3」の両テレプレゼンス製品に採用されており、1080p/30fpsのビデオ会議を提供可能。また、多地点接続装置(MCU)の機能を内蔵しているので、同時4拠点までの多地点接続を行うこともできる。
また、映像・音声とも入出力インターフェイスが充実している点も特徴。例えば映像入力は、アナログRGB、DVI-I、HDMI、Sビデオ/コンポジットといった多彩なインターフェイスで計13系統を備える。実は同社のコーデック製品は、自社製品の一部として組み込まれるだけでなく、サードベンダーが講堂やコラボレーションスタジオなどを構築する際の部品としても、多く採用されている。こうした場合には、接続する機器側に必ずしも最新のインターフェイスが備わっているとは限らないため、「(インターフェイスを)多くそろえて、対応ソリューションの幅を広げている」(テクニカル・サポート・マネージャーの中村昌弘氏)という。
1080p/30fpsでビデオ会議を行う際に必要なネットワーク帯域は約2Mbpsで、「標準化された技術を共通して用いているので、必要な帯域は各社ともそう変わらない」(中村氏)とのこと。ただし中村氏は、「C90は、マルチサイトでは合計10Mbps、1対1でも6Mbpsまで利用できる。ここまで使える製品はほかにはない。また、カメラ映像以外に、DVDなどの資料映像などを同時に流す場合でも、メイン、デュアルともに1080p/30fpsを実現できる。これも当社だけの特徴だ」とも述べて、配信面での自社の強みを強調していた。
なお日本タンバーグでは、単なる箱売りにとどまらない、トータルのソリューションとしての強みを訴求していることから、C90以外の製品も対応を進める。具体的には、より大規模な利用を見据えて、ハイエンドMCU「Codian MSE 8000」ベースのテレプレゼンスサーバー「TS 8710」を提供する予定で、C90とあわせ、同社ならではのフルHD製品の価値をアピールしていく考えである。
■ URL
日本タンバーグ株式会社
http://www.tandbergjapan.com/
■ 関連記事
・ 「メーカー自らがヘビーユーザーの強み」、日本タンバーグ林田社長(2008/06/02)
・ 日本タンバーグ、1080p対応の高精細テレプレゼンスソリューションなど(2008/10/02)
( 石井 一志 )
2008/12/12 17:23
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