Enterprise Watch
最新ニュース

日本オラクル、SaaSのラインアップを強化し電子請求アプリを提供


 日本オラクル株式会社は3月11日、SaaS型電子請求アプリケーション「Oracle Self-Service E-Billing On Demand」を同日より提供すると発表した。オンプレミス型で提供していたアプリケーションを、新たにSaaS形式で提供する。価格は、1請求登録ユーザーあたり20円/月で、最低20万ユーザーから利用できる。

 Oracle Self-Service E-Billing On Demandは、電子請求書の発行や支払い管理などを行う、電子請求アプリケーション。登録顧客情報の管理と閲覧、請求金額の管理などの機能も備えるほか、顧客・サービスなどを軸にした請求・支払いにかかわる分析機能も利用できる。企業はこれによって、請求書発行や売り上げ管理とその報告に関する作業の効率化、コスト削減が図れるという。

 また、標準技術を基盤にしていることから、既存CRMシステムや財務会計システムとも、柔軟な連携が可能。これらを統合的に活用すると、より高い効果が期待できるとしている。なお同製品は、主に金融サービス、保険、公共事業といった業界での利用が見込まれている。



URL
  日本オラクル株式会社
  http://www.oracle.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.oracle.co.jp/news_owa/NEWS/news.news_detail?p_news_code=1980


( 石井 一志 )
2009/03/11 16:18

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.