デル株式会社は4月3日、ITシステム導入・更新を支援する「アセスメントサービス」4種類を発表した。同社の技術コンサルティング部門であるインフラストラクチャ・コンサルティング・サービスが担当し、各製品担当のソリューション・アーキテクトがサービスを提供する。
今回発表されたのは、「仮想化アセスメントサービス(キャパシティプランナー)」「Oracleアセスメントサービス(データベースクリニック)」「Oracleアセスメントサービス(ホワイトボードセッション)」「Exchange 2007アセスメントサービス」の4種類。
仮想化アセスメントサービス(キャパシティプランナー)は、物理サーバー上に構築しているWindowsおよびLinuxシステムのリプレースやサーバー統合を検討している企業を対象としたもの。既存システムの使用状況の調査および評価レポートの作成を行い、仮想化環境に移行後の効果・可能性などを評価。あわせて、移行後のシステム構成案の作成までが行われる。参考価格は70万円から。
Oracleアセスメントサービス(データベースクリニック)は、既存データベースシステムの定量的な診断を行うことで、適切なハードウェアの増強、マイグレーションなどの提案を行うもの。現状システムの問題点を診断する「システム診断」、パフォーマンスチューニングやハードウェアチューニング、マイグレーションなどの「システム再生」、各対策の効果を測定する「システム最適化」といったサービスが提供される。参考価格は98万円から。
Oracleアセスメントサービス(ホワイトボードセッション)は、既存データベースシステムの拡張やリプレースなどを検討している企業を対象としたもの。既存環境の整理、問題点の指摘、改善案、推奨構成案などが提示される。参考価格は20万円から。
Exchange 2007アセスメントサービスは、Exchange Server 2003などの旧製品や、他のメールシステムからの移行を検討している企業を対象としたもの。既存メールシステムの整理、問題点の指摘、改善案、推奨構成案などが提示される。参考価格は100万円から。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2008/080403?c=jp&l=ja&s=corp
( 福浦 一広 )
2008/04/03 13:48
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