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富士通、中堅企業向けの統合ERPソリューション「GLOVIA smart」 |
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富士通株式会社は5月15日、中堅企業向けの統合ERPソリューション「GLOVIA smart」を発表した。6月より順次出荷を開始する。 GLOVIA smartは、ERPパッケージ「GLOVIA-C」を中核として、新技術「GLOVIA smart SOA」により相互接続が可能なアプリケーションを体系的に提供するもの。会計・人事・給与などの共通業務ソリューション、ポータル・CRM構築などのフロント業務ソリューションを6月から、製造業・流通業・サービス業などの業種向けソリューションを10月から提供する。 同製品では、GLOVIA smart SOAにより、従来よりも柔軟なシステム連携を実現可能。富士通の業務パッケージソフトだけでなく、他社製品、またユーザーが運用中の業務システムとのデータ連携を行える点がメリットという。関連製品提供にあたっては、富士通のパッケージ製品でGLOVIA smart製品と連携可能なものを「GLOVIA smart certified商品」として提供するとともに、パートナーやISVの対応製品を「GLOVIA smart enabled商品」に認定し、ラインアップ拡充を図る。 各製品では、画面デザイン、GUIが統一されており、一貫した操作性を提供できる。さらに、GLOVIA smartのデータウェアハウス内に蓄積されたデータは、標準搭載の専用ツールで分析を行えるため、経営の可視化に貢献可能とのこと。 富士通では、関連するハード、ソフトを含めて、今後3年間で1000億円の売り上げを見込む。 ■ ＵＲＬ 富士通株式会社 http://jp.fujitsu.com/ ニュースリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2006/05/15.html
（ 石井 一志 ）
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