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マイクロソフト、中小企業向けサーバーソフト「Small Business Server」の新バージョンを発表 |
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同社の代表執行役社長、マイケル・ローディング氏が「日本の、また世界の中小企業からの、長年の意見をくみ取ってフィードバックした」と語るSBS 2003は、Windows Server 2003をベースにした、中小企業向けのサーバーソフトウェア。Windows 2000 Serverベースの前バージョン「Small Business Server 2000 日本語版」（SBS 2000）までは1製品のみラインアップされていたが、今回は既存製品の直接の後継にあたるPremium Editionと、データベースなどを含まないStandard Editionの二本立てに変更された。また今回から、SBSはWindows Serverファミリーのエントリークラスとして位置付けられ、正式に同ファミリーに組み込まれている。 同製品の基本的な機能は、ベースであるWindows Server 2003とほぼ同等だが、クライアントの拡張は最大75台まで、シングルサーバー・シングルドメインでの利用に限られる、などの制限がつく。含まれるコンポーネントはWindows Server 2003のほか、Windows SharePoint Services、Exchange Server 2003、Outlook 2003、共有Faxサービスなどで、Premium Editionではこれに加えてISA Server 2000、SQL Server 2000、FrontPage 2003の機能を使用できる。
またSBS 2003では、パートナーとの協業にも非常に力をいれている。マイクロソフト側でパートナーに対して積極的にトレーニングを実施する一方で、製品発表と同時に10社近いサーバーベンダがプリインストールモデルを発表。さらにSBS 2003に関連するサービスも、8社が提供を表明している。こうしたこともふまえ、眞柄氏は「今までのSBSでは、マイクロソフトだけがひとり勝手にやってきたと言ってもいいが、今回はパートナーの熱意が違う。私見だが、ここ1～2年でSMB市場の3割をWindows＋Exchange Serverで取りたい」と同製品にかける意気込みを語った。 なお同社では、秋葉原のラオックス ザ・コンピュータ館において、「Windows Small Business Server 2003 スペシャルウィーク」を2月6日から11日まで開催、同館3階の特設ブースに専任のコンサルタントを配置する。同ブースでは、導入前の技術的な相談やデモンストレーションなどを行うとこのこと。開催時間は、期間中の12時から20時まで。 ■ ＵＲＬ マイクロソフト株式会社 http://www.microsoft.com/japan/ プレスリリース http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=1829 Microsoft Windows Small Business Server 2003 http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2003/sbs/default.mspx
（ 石井 一志 ）
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