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マーキュリー、ビジネスと技術の最適化を行うソリューションを発表


代表取締役社長 山中義晴氏
 マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社(以下、マーキュリー)は11月11日、ソフトウェアソリューション「IT Governance Center」を発表した。導入に際してのコンサルティングと、ソフトウェアを組み合わせたパッケージで、今回は英語版での提供となる。

 ITガバナンスとは、いわばIT版の生産管理。IT戦略とIT投資の優先順位付け、ビジネス目的に合致するITシステムの構築、IT導入後のフィードバックと改善、リスク管理といった目的で行う。同社の代表取締役社長 山中義晴氏によれば「例えば、車を1,000台作るためには、部品、生産ライン、人間をどのように動かしたら最適か、というのを逆算する仕組み。車の生還管理システムのIT版、といったものを想像していただければわかりやすい」とのこと。この仕組みにより、ITの最高責任者であるCIOは、経営課題としてIT全体を統治し、企業競争に打ち勝つための、ITシステム最適化を行うことが可能という。

 日本でも設備投資予算の大半はIT投資が占めている。しかし、ITプロジェクトの大半が予算超過、期待した目標や品質に達していない、などの問題を抱えているのが現状。ITガバナンスにおける取り組みとしても、紙媒体やメール、グループウェアを利用したものが一般的なアプローチであり、総合的な視点の欠如、プロジェクト単位での実施でしかないといった問題を抱えている。

 マーキュリーのソリューションではこうした課題に対応するため、ITライフサイクル(開発、テスト、運用)の複雑なプロセスの標準化・デジタル化、可視化、仮説によるシミュレーションなどにより、プロジェクト間の関係や優先順位といった情報をリアルタイムに把握可能とし、ITの戦略と方向性の決定を支援する。これにより、ビジネス目的に合致したITシステムの適切な構築と、リアルタイムのフィードバックによる導入後の改善が可能となり、IT資産の最適化とコストの軽減を実現できるとのこと。

 具体的な構成としては、基幹となる「ファンデーション」、ITに関するパフォーマンス、進展、リスクなどの状況把握と検証を行う「ダッシュボード」の2つを基本コンポーネントとし、アプリケーションの変更を管理する「Change Manager」、ITリソースの集中管理を行う「Resource Manager」、ITにおける要求を管理する「Demand Manager」など、8つの管理モジュールと組み合わせて運用を行う形になる。価格は、最小構成で1,700万円から、各モジュールが1,500万円~2,500万円程度。

 なおマーキュリーでは、パフォーマンステストツール「LoadRunner」、機能テストツール「WinRunner」などの既存製品にダッシュボード機能などを順次追加し、IT Governance Centerとの連携を予定している。これにより、新しい製品体系として「Mercury Optimization Center」が形成され、経営レベルとITレベルを含めたトータルソリューションとして提供が可能になる、としている。



URL
  マーキュリー・インタラクティブ・ジャパン株式会社
  http://www.mercury.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.mercury.co.jp/company/pr/press_releases/111103itg.html


( 石井 一志 )
2003/11/11 13:06

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