最新ニュース
ソリトンとH3C、DHCP方式のNAP検疫を補完可能なネットワークスイッチ
株式会社ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)とH3Cテクノロジージャパン株式会社(以下、H3C)は7月7日、H3Cのネットワークスイッチ「S3100シリーズ」「S5100シリーズ」の新製品「Sタイプ」を共同開発したと発表した。マイクロソフトの検疫ソリューション「NAP」に対応するのが特徴で、ソリトンが販売を行う。発売は7月10日の予定。
NAPはWindows Server 2008の標準機能として提供される検疫機能。DHCPサーバーやIEEE 802.1X認証、IPsecなどを利用した検疫が可能になるものの、このうちもっとも構築が容易なDHCP方式のNAPでは、固定IPアドレスを割り振った端末を検疫できない、正規でないDHCPサーバーが設置されるとセキュリティが保障できないといった、一般的な検疫DHCPソリューションが持つ欠点はそのまま受け継いでしまっていた。
今回両社が共同開発したスイッチでは、こうした欠点を克服できるという。具体的には、固定IPアドレス端末の接続を防止できるほか、不正DHCPサーバーからIPアドレスが付与された端末の接続を制限可能。また、オプションのアドオンソフトウェアを併用することにより、ユーザー認証に基づき、アクセス可能なネットワークを制御するダイナミックACL機能を利用できる。
Sシリーズの価格は、24ポートのGbEスイッチ「S5100-26C-EI-S」が61万4000円、同48ポートの「S5100-50C-EI-S」が93万2000円。このほか、安価な100BASE-TX/10BASE-T対応のスイッチも3製品が用意される。
ソリトンでは、ほかの方式に比べて簡単に導入できるDHCP方式のNAPを補完するソリューションとして、DHCP環境をよりセキュアにしたい企業などへ販売を進める考え。初年度2億円、3年後には10億円の販売を見込む。
■
URL
株式会社ソリトンシステムズ
http://www.soliton.co.jp/
H3Cテクノロジージャパン株式会社
http://www.h3c.jp/jp/
ニュースリリース
http://www.soliton.co.jp/news/nr/soliton_h3c_20080707.html
■
関連記事
・
Windows Server 2008の検疫システム「NAP」を見る【第一回】(2008/02/22)
・
Windows Server 2008の検疫システム「NAP」を見る【第二回】(2008/02/29)
・
Windows Server 2008の検疫システム「NAP」を見る【最終回】(2008/03/07)
( 石井 一志 )
2008/07/07 17:57
Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.