マクニカネットワークス株式会社は、米DiskSites,Inc.のネットワークアプライアンスの取り扱いを、4月下旬より開始すると発表した。
DiskSitesが提供している製品は、帯域の不足、WANによる遅延といった問題を解決し、拠点間でも高速な通信を行えるようにするアプライアンスで、WAFS(ワイドエリアファイルサービス)製品と呼ばれている。この製品では、中央側・拠点側双方にアプライアンスを設置し、その内部にデータをキャッシュして2回目以降の通信を高速化する仕組みを用いる。また、データに変更が加えられた際にも差分のみのやりとりでデータを更新できるため、回線の帯域を有効に利用できる。
ユーザーはこれを利用すると、各拠点のローカル環境に設置されているファイル/プリントサーバーなどを、中央のデータセンターへ集約できるようになるため、管理コストの効率化などを行えるという。
なおマクニカネットワークスでは、複数の拠点を持つ企業や、ストレージシステムのベンダ、インテグレータなどに対して、WAFS製品を積極的に販売するとしている。
■ URL
マクニカネットワークス株式会社
http://www.macnica.net/
プレスリリース
http://www.macnica.co.jp/release/detail.html?press_release.press_tmp[id]=119.5
( 石井 一志 )
2005/04/22 11:57
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