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IPSiO SP 4210
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株式会社リコーは12月15日、環境に配慮したA4モノクロレーザープリンタ「IPSiO SP 4210」を発表した。2009年1月15日より販売開始する。
IPSiO SP 4210は、カートリッジ(容器)の所有権はリコーが持ち、ユーザーには中身のトナーのみを購入してもらうという、資源循環に寄与するトナーカートリッジを採用したA4モノクロレーザープリンタ。使用済みトナーカートリッジの回収を進めることで、資源の循環を促進。これにより、トナーカートリッジの価格を通常のものと比べ、10%低価格化している。
連続印刷性能は36枚/分。両面印刷でも33ページ/分の速さを実現。また、最初の1枚を印刷する速度は6.9秒以下で、1ページの書類の出力が多い業務に最適としている。用紙対応力としては、全トレイで不定形サイズに対応。標準トレイからの小サイズ(A6判)の給紙もサポートするなど、優れた用紙搬送性能を実現した。このため、病院の窓口業務をはじめ、医療現場で使用される特殊用紙にも対応。さまざまな業種・業務で利用可能とのこと。
このほか、排紙部に「くぼみ機構」を採り入れて用紙の取りやすさを向上するとともに、プリンタの排気方向を調節可能にする「可変式ルーバー」を採用。人間工学にも配慮した設計を施した。
セキュリティとしては、「不正コピー抑止機能」を標準搭載。印刷時に用紙全体にマスクパターンを埋め込んで出力できるほか、それをコピーすると「コピー禁止」などの文字を浮き上がらせることも可能。さらに「HDD残存データ消去機能」「操作パネルロック機能」「機密印刷機能(オプション)」なども搭載している。
本体価格は、8万9800円(税別)。トナーカートリッジの価格は、通常のものが3万円(同)、資源循環に寄与するトナーカートリッジが2万7000円(同)。月販台数は2000台。
■ URL
株式会社リコー
http://www.ricoh.co.jp/
ニュースリリース
http://www.ricoh.co.jp/release/by_field/printer/2008/1215.html
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( 川島 弘之 )
2008/12/16 15:37
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