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インテル、クアッドコアXeon 5300番台を発表 |
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Xeon 5300番台は、1つのパッケージにデュアルコアのダイを2つ搭載した2Wayシステム向けプロセッサ。開発コード名はClovertown。デュアルコアのダイを2つ搭載することでクアッドコアを実現している。デュアルコアXeon 5100番台と比べて、最大50％の性能向上を実現。また、デュアルコアXeon 5100番台などとソケット互換およびシステム互換を維持しているため、既存システム環境で利用できるのが特徴。 最大2.66GHzのクロック周波数で動作し、2つのコアからアクセス可能な4MB共有型L2キャッシュを2つ搭載。FSBは最大1333MHz、FB-DIMM、インテル64、バーチャライゼーションテクノロジー、I/Oアクセラレーションテクノロジーに対応している。 1000個受注時の価格は、Xeon X5355（2.66GHz、FSB 1333MHz）が14万850円、Xeon E5345（2.33GHz、FSB 1333MHz）が10万2270円、Xeon E5320（1.86GHz、FSB 1066MHz）が8万2920円、Xeon E5310（1.60GHz、FSB 1066MHz）が5万4680円。 Core 2 Extreme QX6700は、Xeon 5300番台と同様に、デュアルコアのダイを2つ搭載することでクアッドコアを実現したデスクトップ向けプロセッサ。開発コード名はKentsfield。クロック周波数は2.66GHz、FSBは1066MHz。既存のCore 2 Extreme X6800と比べて、最大80％高速化している。また、既存のインテル975X Expressチップセットと組み合わせ利用可能となっている。同社ではゲームユーザーなどコンシューマ向けのハイエンドプロセッサと位置づけている。1000個受注時の価格は、12万60円。
今後発表の製品について、同社マーケティング本部本部長の阿部剛士氏は、「コンシューマ向けには、来年早々にもクアッドコアプロセッサのCore 2 Quadを投入する。サーバー向けでは、低消費電力のクアッドコアXeonプロセッサを来年早々に投入する。また1Wayサーバー向けのクアッドコアXeon 3200番台も来年には投入する」と紹介。「デュアルコアXeon 5100番台を投入したばかりではあるが、クアッドコア化を促進していく。2007年第2四半期には2Wayサーバー市場において、40％がクアッドコアプロセッサとなるようにしたい」と、サーバー分野でのクアッドコア化を積極的に行う考えを示した。 また、発表会にはハードウェアベンダーおよびソフトウェアベンダーの責任者も出席。同社のクアッドコアプロセッサに対する期待を表明した。
■ ＵＲＬ インテル株式会社 http://www.intel.co.jp/ プレスリリース http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2006/061115a.htm
（ 福浦 一広 ）
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