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インテル、マルチプロセッササーバー向け新CPU「Xeon 7100番台」


 インテル株式会社は8月29日、サーバー向けデュアルコアCPU「Xeon 7100番台」8製品を発表した。4Way以上のサーバーを対象とし、最大32Wayまでの構成に対応する。

 Xeon 7100番台は、コードネーム「Tulsa」として開発が進められていたもので、Pentium 4などと同じNetBurstアーキテクチャを採用し、65nmプロセスで製造される。すべてデュアルコアとなっており、最高周波数はXeon 7140Mの3.40GHz。これまでのXeon MPと比較して、最大2倍の性能向上、約3倍の消費電力当たりの性能向上を実現したという。

 チップセットはインテルE8501に対応。また、ハードウェアレベルで仮想化をサポートするバーチャライゼーション・テクノロジー(VT)にも対応している。

 ラインアップはFSBの違いで4製品ずつ2系列に分かれ、型番の末尾Mの製品が800MHz、末尾Nの製品が667MHzとなる。周波数は、7140N(3.33GHz)、7130M(3.20GHz)、7130N(3.16GHz)、7120M(3GHz)、7120N(3GHz)、7110M(2.60GHz)、7110N(2.50GHz)となっている。

 TDPはXeon 7130/7140が150W、Xeon 7110/7120が95W。Xeon 7110/7120が4MB、7130が8MB、7140が16MBの共有3次キャッシュを搭載する。

 1000個受注時の1つあたりの価格は、Xeon 7140が22万9000円、7130が16万1000円、7120が13万6000円、7110が9万9000円。



URL
  インテル株式会社
  http://www.intel.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2006/060829b.htm


( 石井 一志 )
2006/08/29 16:18

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