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東京エレクトロン デバイス、エッジAIモデルの知的財産を保護するソリューション「FalconVault」

暗号化とTPMの利用で流出・不正利用を防止

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は20日、ローカルPCやエッジデバイス上で動作するエッジAIモデルの知的財産を保護するためのソリューション「FalconVault(ファルコンボルト)」を販売開始すると発表した。

 「FalconVault」は、企業の知的財産やノウハウが組み込まれたエッジAI(特定用途AI、生成AI、フィジカルAI)モデルを保護するソリューション。Microsoft Azure上でファインチューニングしたAIモデルを暗号化し、TPM(Trusted Platform Module)を利用して特定の機器とひも付けることで、許可された環境でのみ利用できるようにする。このため、万一、モデルファイルが外部に持ち出された場合でも、別の機器では復号・実行できない環境を構築できるという。

 さらに、AIモデルにアクセスできるアプリケーションを許可リストで制御し、登録されていないプログラムからのアクセスを遮断する仕組みも搭載した。これにより、AIモデルを搭載した製品や機器を出荷後も、許可されたアプリケーションと機器の組み合わせでのみ利用できるセキュアな運用を支援するとのこと。

 TEDでは、主な利用対象として、産業機器や工作機械などのオフライン環境でAI機能を活用する製品や、医療機器をはじめ、機密性の高いデータをローカルで処理する製品、製造ライン向けにエッジAI機能を提供するOEM製品、AI対応PCや店舗端末のように低遅延・ローカル処理が求められる機器などを挙げている。

 料金は、導入規模、対象機器数、支援内容などに応じた個別見積もりとなり、評価・導入段階に応じたライセンスも用意する。参考価格(税別)としては、評価版が月額10万円、初期導入支援を含む正式版は初期費用240万円、本番稼働後の保守費が月額10万円など。