ニュース
COBOL PARK、COBOL資産からAIで設計書を生成する「ドキュメントリバースソリューション」
2026年10月20日 15:21
SCSKグループのCOBOL PARK株式会社は19日、設計情報の整備・最新化や業務知識の継承に課題を抱えるメインフレーム利用企業向けに、COBOL資産から基本設計書・詳細設計書を生成する「ドキュメントリバースソリューション」を開発したと発表した。
「ドキュメントリバースソリューション」は、AIを活用して現行のCOBOLプログラムおよびJCLなどを解析することにより、プログラム構造、処理内容、ジョブ構成、入出力情報などを整理して、COBOL PARKの標準に準拠した実務で利用可能な設計ドキュメント(基本設計書・詳細設計書)を生成するもの。ソースコードだけでは把握しにくい処理の流れを設計情報として整理することで、既存ドキュメントの補完や最新化を支援するという。
こうして生成された設計書は、保守改修時の設計変更やレビュー資料として活用できるほか、業務知識や設計ノウハウの継承にも役立つとした。
また、メインフレーム資産解析に求められる実務品質を重視し、生成内容の整合性向上や推論精度の向上を実現しているのが特徴。AI活用において課題となりやすい、事実と異なる情報の生成(ハルシネーション)、解析過程での推論停止、情報の欠落を可能な限り抑制するとともに、設計情報の図表化やメインフレーム固有用語を含む日本語設計書の生成にも対応し、実務で利用しやすい成果物を提供する。
COBOL PARKは今後、このソリューションで生成した設計情報を活用し、影響分析支援、実装・改修支援、テスト支援、知識継承支援を行うAIエージェントの開発を進める考え。さらに、次のステップとして、設計書生成にとどまらず、有識者が行っている資産分析・調査作業の支援に取り組み、保守開発業務全体の高度化を目指すとしている。

