Windows 7とWindows Server 2008 R2で始めるデスクトップ仮想化【第二回】

デスクトップ仮想化環境を構築する <ステップ1>


 ここでは、物理マシン「poweredge」で必要になる設定内容を紹介する。


物理マシン「poweredge」の基本設定


物理マシンにWindows Server 2008 R2をインストールしたら、まずネットワークの設定を行う。IPv4の設定を、IPアドレス「192.168.0.10」、デフォルトゲートウェイ「192.168.0.1」、DNSサーバー「192.168.0.1」と設定IPv6は今回の環境では使わないので、チェックを外しておく。以降作成する各OSも同様

ネットワークの設定後、コンピューター名を「poweredge」に変更する。コンピューター名の変更は、初期構成タスクの「コンピューター名とドメインの入力」で行える

物理マシン「poweredge」にHyper-V環境を構築する


初期構成タスクが表示されていれば、下のほうにある「役割の追加」をクリック。表示されていない場合は、サーバーマネージャーを起動して、「役割」にある「役割の追加」をクリック「次へ」をクリック

「Hyper-V」をチェックして、「次へ」をクリック「次へ」をクリック

Hyper-V環境で使用するネットワークアダプタを選択。テスト環境のネットワークに接続しているネットワークアダプタを選択しておこう「インストール」をクリックする。インストール途中、物理マシンが何度か再起動されるので、終了するまでしばらく待とう

Hyper-Vのインストールが完了すると、サーバーマネージャーに「Hyper-V」の項目が表示される。これで完了だ

物理マシン「poweredge」にホストサーバーの設定を行う


サーバーマネージャーの役割にある「役割の追加」をクリック「次へ」をクリック

「リモートデスクトップサービス」をチェックして、「次へ」をクリック「次へ」をクリック

「リモートデスクトップ仮想化ホスト」をチェックして、「次へ」をクリック「インストール」をクリックする。メッセージが表示されたら完了だ





(福浦 一広)

2009/12/4/ 00:00