OBCの「奉行V ERP」とウイングアークの「Dr.Sum EA」が連携


連携の概要図

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)とウイングアーク テクノロジーズ株式会社(ウイングアーク)は6月3日、ERPパッケージ「奉行V ERP」とデータ活用ソリューション「Dr.Sum EA」の連携強化を発表した。

 IFRSコンバージェンス対応の奉行V ERPと、BIツールのDr.Sum EAが連携することで、データの高速分析や集計を実現。勘定奉行V ERPにより制度会計・管理会計を実現し、Dr.Sum EA上でさらに多彩な会計分析やレポート出力が可能になる。勘定奉行を利用した子会社やグループ企業のデータ収集・活用はもちろん、個別会計の分析やレポートもDr.Sum EA上で柔軟に表現できるという。

 連携にあたっては、データ連携フレームワーク「奉行専用Dr.Sum EA連携モジュール」を活用。ノンプログラミングで奉行V ERPのデータをDr.Sum EAと連携できる。これにより、BIツール連携に必要であった導入・開発コストを抑え、短納期での提供を実現している。

 奉行専用Dr.Sum EA連携モジュールは、6月3日から全国のOBC販売パートナーを通じて提供される。




(川島 弘之)

2010/6/3 14:49