チェック・ポイント、Gigabit Ethernet対応の中小・拠点向けUTMアプライアンス


 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は5月20日、中小企業や大企業の支店・拠点に向けたUTM(統合脅威管理)アプライアンス「UTM-1 Edge N」「Safe@Office N」を発表した。価格は11万5000円から。

 新製品のうち「UTM-1 Edge N」は、支社・支店環境において、セキュリティを中央から集中管理するために用いられ、一方の「Safe@Office N」は、中小企業や、マネージドセキュリティサービスプロバイダ(MSSP)からセキュリティをサービスとして購入する企業などを主な対象とする。いずれも安価な製品ながら、チェック・ポイントが大企業向けに提供している製品と同様のセキュリティ技術を採用しているのが特徴で、インターフェイスはGigabit Ethernetにも対応した。

 セキュリティ機能は、IPS(侵入防御システム)、P2Pアプリケーションのフィルタリング、ゲートウェイアンチウイルス、Webフィルタリングなどを搭載し、ポートベース/タグVLANにも対応。スループットは、ファイアウォールが1Gbps、VPNが200Gbpsとなっている。




(石井 一志)

2010/5/20 12:29