JBAT、機密情報の監査機能などを強化した資産管理ソリューション


 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(以下、JBAT)は5月18日、資産管理ソリューション「CustomerVision AssetView Suite」の管理機能をさらに強化し、「CustomerVision ProtectAnyware 2.0」として提供すると発表した。出荷は同日より開始する。

 AssetView Suiteは、クライアントPCの効率的な管理を支援する、資産管理ソフトウェア。ポリシーに即してPCのログを収集したり、PC内のアプリケーション情報を収集・管理したりする監査・管理機能を備えている。また、ファイル配布、自動インストールなどの運用支援や、不正PCの遮断・検知などのセキュリティ機能も利用可能だ。

 今回のProtectAnyware 2.0では、機密情報の監査、USBデバイスの制御といった機能を強化したほか、環境設定のためのナビゲーション機能の追加、インターフェイスのユーザビリティ向上などが行われた。加えて、自社製品群「CustomerVision」との連携モジュールを標準搭載し、認証印刷システム「CustomerVision P!t Print」、VPNソリューション「CustomerVision どこでも仮想PCコネクト」などと組み合わせて利用すれば、より効果的なコスト削減、セキュリティ強化を実現可能としている。

 なおProtectAnyware 2.0は、日本ビジネスコンピューター(JBCC)、イグアスを中心としたJBグループで販売し、初年度に1万本の販売を見込んでいるとのこと。


(石井 一志)

2010/5/18 18:48