日本SGI、モジュラー型データセンター「ICE Cube」構築サービス
日本SGI株式会社は5月11日、モジュラー型データセンター「ICE Cube」構築サービスの提供を開始した。国内における本格的な導入を促進する狙い。
ICE Cubeは、2.44×12.20mの標準輸送コンテナにサーバーやストレージを最大1740Uまで収納できるモジュラー型データセンター。構築サービスでは、ICE Cube導入に必要な機器やサービスを総合的に提供する。
具体的には、IT機器・設備の利用状況を調査分析する「アセスメントサービス」、設置現場を事前調査する「設置環境の調査」、設置に適した設備(電気・ネットワーク・冷却水・防災など)を設計・施工する「設備環境の設計・構築支援」、条件に合わせて構成を選べる「システムアーキテクチャ設計支援」、現場まで運搬して迅速に設置する「設置作業支援」、ならびに「運用・保守」までをカバー。
同サービスの利用によって、クラウド普及期にある国内データセンターの大きな課題となっているコスト削減と省電力化が同時に図れるとしている。
2010/5/13 17:20