ぷらっとホームとBLADE、10GbEストレージ環境の迅速導入パッケージ


 ぷらっとホーム株式会社は5月10日、ストレージのボトルネックを解消する10Gigabit Ethernet(10GbE)ストレージ環境を簡単に導入できる「10GbEストレージ ソリューションパッケージ」を発売した。

 同パッケージは、同社製ストレージサーバー「TrusSPS」と、BLADE製10GbEスイッチを組み合わせた製品。10GB/秒のスループットで、システムのデータ統合やバックアップを高速化できる。容量追加は、JBODで容易に可能。iSCSIで10GbEを利用可能なため、FCよりも圧倒的なコストパフォーマンスが実現するという。

 メリットとしては、部材や価格体系の明確なパッケージのため、余分なコストや面倒なシステム構築が不要で、プロジェクト立ち上げとともにスピーディに運用開始できる。

 ストレージサーバーの基本構成は、「SPS-3200SS16ES/A3US」モデルにXeon Nehalem-EP×1基、12GBメモリ、10GbE(SFP+)×2・GbE(1000BASE-T)×2、32TB SATA HDDなど。ネットワークの基本構成は、「BLADE G8000」に1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×44ポート、1000BASE-X(SFP)×4ポート、10GbE(SFP+)×2ポートなど。参考価格は248万円から。



(川島 弘之)

2010/5/10 12:37