弥生、顧客管理ソフトの最新版「弥生顧客 10」を5月21日発売

　弥生株式会社は4月22日、顧客管理ソフトの最新バージョン「弥生顧客 10」を5月21日に発売すると発表した。価格は3万1500円。今回の「弥生顧客 10」の発売で、「弥生10 シリーズ」全ラインナップが揃い、すべての製品がWindows 7完全対応となった。

　新バージョン「弥生顧客 10」の新機能としては、インターネットを介して最新のアップデートプログラムをダウンロードできるオンラインアップデート機能を装備したほか、作業の流れをアイコンでわかりやすく表示するクイックナビゲータに「よくある質問（FAQ）」や「弥生からのお知らせ」機能を追加した。また、地図ソフトやはがき作成ソフトなどさまざまな連動製品の新バージョンに対応している。

　「弥生顧客」は、顧客情報を一元管理・分析することができる顧客管理ソフト。初期導入時の設定の手間が軽減できるよう、約30種の「業種別テンプレート」を装備。項目は、業種などに合わせて自由に追加設定できる。

　性別、年齢など、顧客台帳に入力した情報を元に、さまざまな条件に合致する顧客を簡単に検索・抽出可能。また、過去の購買履歴から顧客の購買パターンを把握し、今後の販促活動などの予定を登録することで、顧客ごとに最適なタイミングでDM送付などが行なえる。

約30種の業種別テンプレートを用意。初期導入時の設定作業の負担を軽減する	テンプレートを利用しない場合も、新規作成ウィザードにより、画面の質問に答える形でデータ入力ができる