NTT Com、企業向けオンラインストレージサービスに「ワンタイム受信機能」


ワンタイム受信機能の利用イメージ

 エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は4月15日、企業向けオンラインストレージサービス「ShareStage ASPサービス」において、取引先などの不特定多数の相手から簡単、安全に大容量ファイルを受信できる「ワンタイム受信機能」を提供開始した。

 ShareStage ASPサービスは、大容量ファイルを自由に保存でき、社内外のグループで共有・送信できる法人向けオンラインストレージ。

 これまでも企業外の取引先へのファイル送信は自由にできたが、ファイル受信のためのIDを配布する手間があった。ワンタイム受信機能は、このID配布を不要にするもの。

 同機能では、利用者がファイルを受け取りたい相手のメールアドレスを指定するだけで受信可能となる。サーバー上のファイルを自動的に暗号化し、指定した期間で削除する仕組みのほか、相手と取り交わした合言葉・パスワードで安全性を確保する。また、ファイルの送受信履歴を管理する「統計情報機能」も備える。

 ワンタイム受信機能は標準機能として提供されるため、追加費用は不要。統計情報機能はオプションとなり、1万500円/月が別途必要。4月15日より提供、2週間無料お試しトライアルも実施している。


(川島 弘之)

2010/4/16 13:37