WAFの導入効果を最大限に、ラックが運用代行サービス「WAF24+」


 株式会社ラックは3月25日、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)のセキュリティ運用管理を代行する「WAF24+」を発表した。4月1日より提供を開始する。

 WAFの防御効果を最大限に発揮するためには、一般的にメンテナンスやチューニングなどの高い運用管理スキルが必要とされる。WAF24+では、ユーザー環境内のWAFにラックがリモートから運用を代行する。

 具体的なサービス内容は、「死活監視」「性能監視」「障害対応」「シグネチャアップデート」「ファームアップデート」「設定チューニング作業」「設定バックアップ作業」「Q&A対応」「セキュリティ関連情報提供」「月次レポート」。参考価格は年間契約で月額20万円/台。

 対象のWAFは、ソリトンシステムズの「Net’Attest WAF」。国産エンジンを搭載し、サイバーリスク総合研究所の調査研究・セキュリティ監視センター「JSOC」が収集・分析した最新の攻撃手法や、Webサイトのセキュリティ診断による知見を集約したラックオリジナルの防御パターンを採用するのが特長という。




(川島 弘之)

2010/3/25 11:36