サーバーへのアクセスをすべて把握、MOTEXが「Server Cat」新発売


 エムオーテックス株式会社(以下、MOTEX)は3月8日、ネットワーク・セキュリティ管理ソフト「LanScopeシリーズ」から、サーバー管理ソフト「Server Cat」を発売した。クライアントPCからサーバーへの一連のアクセスログ取得に成功したサーバー管理ツールの決定版という。価格は63万6000円(税別)から。

 Server Catは、クライアントPCからサーバーへの「ログオン/オフ」「サーバ接続/切断ログ」「操作ログ」を取得するソフト。誰が、いつ、どのファイルに、どのPCから、何をしたかをログオンユーザーごとに把握できる。不正な操作があれば、自動で管理者にメール通知が可能。

 アクセスログを自動でレポーティングするため、いつでも必要に応じて報告・検索できる体制が実現する。ログオンユーザー別・ファイル別のアクセス状況グラフといったレポートをワンクリックで出力できるため、専任管理者がいなくても容易に扱えるという。

 クライアントPCにモジュールが不要なのも特長。このため、既存システムの改修なしで導入でき、ハードウェアベンダー、仮想化環境の種類を問わず一元的に管理できる。

 MOTEXでは発売を記念してServer Cat特設サイトをオープン。製品詳細や新機能をムービーで体験可能になっている。





(川島 弘之)

2010/3/8 15:50