個々の発注実績データから購買実績を分析できる「楽々ProcurementII データ・クレンジング」

　住友電工情報システム株式会社は2月25日、購買実績分析システム「楽々ProcurementII データ・クレンジング」を発表した。同日より販売を開始する。

　楽々ProcurementII データ・クレンジングは、個々の発注実績データに「グループ品目分類」を設定するデータクレンジングを行うことで、マクロ集計やポートフォリオ分析など多様な分析が行えるシステム。発注実績データを接続するだけで利用できるので、購買システムを持たない企業や複数の購買システムを持つ企業でも利用できるのが特長。

　収集した発注実績データ1件ごとに、グループ品目分類を自動振り分け処理で設定。自動振分されなかった発注実績データも、振分用情報を追加設定して再振分を繰り返すことで適正な結果を得ることができる。

　データクレンジングしたデータは、会社コード・発注月・グループ品目分類（大分類、中分類、小分類）でドリルダウンしながら、マクロに集計・分析することが可能。そのほか、グループ品目分類別に発注金額や取引先数のバランスをポートフォリオ分析する品目セグメントや、グループ品目分類別発注金額や取引先別発注金額のパレート図などを表示させることもできる。