米Microsoft、アプリケーション仮想化の「App-V 4.6」と「MED-V SP1」RC版を公開

　米Microsoftは2月22日（米国時間）、アプリケーション仮想化製品「App-V 4.6」と「MED-V Service Pack 1」のリリース候補（RC）版を公開した。既存の顧客はMicrosoft Volume Licensing Site（MVLS）から入手できる。評価版はTechNetまたはMSDNからアクセスできる。

　App-V 4.6は、アプリケーションの配信と管理を改善するためのアプリケーション仮想化技術。MED-Vは旧バージョンのWindows OSやInternet Explorer（IE）6向けアプリケーションなど、互換性のないアプリケーションを最新版で動作するようマネージド仮想マシンを構築する。

　Windows 7に完全対応し、既存の業務アプリケーションを仮想化してWindows 7で利用できるようにする。両製品とも企業向けデスクトップ導入・管理支援ソフトウェア「Microsoft Desktop Optimization Pack for Software Assurance（MDOP）2010」に含まれる。

　管理製品「System Center Congifuration Manager」を使って、ローカルにインストールされたアプリケーションと仮想アプリケーションを容易にパッケージ、配信、管理でき、デスクトップサービスを、より合理化、モジュール化できるとしている。