Windows 2000をメーカーサポート終了後も保護する「FFR yarai」新製品


 株式会社フォティーンフォティ技術研究所(以下、FFR)は2月8日、Windows 2000を既知・未知の脆弱性攻撃から保護する「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能 for Windows 2000」を発売した。

 同製品は、2010年7月13日にメーカーサポート終了となるWindows 2000の稼働維持を目的に、既知・未知の脆弱性攻撃からシステムを保護する製品。

 新プラットフォームへの移行が求められるが、企業によっては移行コスト、ソフトの互換性、動作確認などで期日までに完全移行が困難な場合もある。FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能 for Windows 2000は、国産ウイルス対策ソフト「FFR yarai」のゼロデイ脆弱性対策エンジンを基にした脆弱性保護機能を搭載し、メーカーサポート終了後もWindows 2000のセキュリティ脆弱性を狙った攻撃のほとんどを防御する。

 FFRでは、最新OSへの早期の移行を推奨するとともに、Windows 2000 Server版を2月8日より、Windows 2000 Professional版を3月上旬より、2010年12月31日まで販売する。有償サポートは2012年12月31日までで、マイクロソフトのサポートが切れた後も、新たな脆弱性攻撃に対して機能拡充を行っていく。

 1台あたりの価格は、Windows 2000 Server版が2万円(税別)、Windows 2000 Professional版が2000円(同)。ただし、発売から3月31日までに購入した場合は、それぞれ1万円(同)、1000円(同)での提供となる。




(川島 弘之)

2010/2/8 18:19