キヤノンITS、メール誤送信対策に特化した「GUARDIAN CorrectMail」


 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は1月18日、メールの誤送信対策に特化した新製品「GUARDIAN CorrectMail」を発表した。1月26日より販売開始する。

 GUARDIAN CorrectMailは、送信者本人や上長による確認、CCに含まれる社内の第三者の「気づき」によって、誤ったメールを外部に送信する前に取り消せるソフト。「もっと手軽に導入・運用できる製品がほしい」との声に基づき、誤送信対策に特化することで、中小規模でも導入可能にしたのが特徴という。

 機能面では、「自己査閲」「上長査閲」「社内の第三者」で誤送信をチェックできる「分割評価機能」を搭載。自己査閲では、送信メールを一定時間保留して送信者自ら削除でき、上長査閲では、ルールに合致したメールを保留して上長の承認フローを設けることが可能。さらに例えば「社内あてのメールは送信を5分間遅延させて、社外あてのメールは30分間遅延させる」ことで、CCに含まれる社内の第三者による誤送信発見も可能にしている。

 価格は、5ユーザー版が17万5000円(税別)から。キヤノンITSでは発売に伴い、先着10社に1年間無償で提供するモニターキャンペーンも実施する。

(川島 弘之)

2010/1/18 13:45