立体物も撮影できる小型ドキュメントスキャナー「携帯スキャナー 秒速」


携帯スキャナー 秒速
USBバスパワーで駆動

 ユニバーサル・ビジネス・テクノロジー株式会社は1月6日、持ち運びできる小型ドキュメントスキャナー「携帯スキャナー 秒速」を発表した。

 携帯スキャナー 秒速は、卓上電気スタンドのような形状が特徴の小型ドキュメントスキャナー。折りたたみ式の設計で、手のひらサイズの設置面積(8cm×9cm)を実現している。重さは約600g。出張にも手軽に持って行ける。

 PCにUSB接続し、搭載された200万画素カメラで撮影。身の回りの書類などを効率よく電子化できるほか、立体的なオブジェクトも撮影してデータ化できる。撮影されたイメージはPDF/JPEG/TIFFで保存でき、編集・加工やネットワーク上での保存・配布、メールでの送付が行える。

 操作は台帳・書類を台座にセットし、マウスをクリックするだけ。フォーカスは自動で行われ、特別なライトや押さえガラスなしで、自然光のみの撮影が可能という。対応用紙サイズはA4まで。ペーパージャムがないので、原本が薄い紙や保護が必要な書類などにも利用できる。

 用途としては、ドキュメントの管理から記事、パンフレットなどのクリップ保存、オブジェクト撮影、ネットショップの商品撮影などを幅広く想定。対象ユーザーは、一般企業、官公庁、学校、金融機関、SOHOなど。価格はオープンだが、4万2000円(税別)となる見込み。



(川島 弘之)

2010/1/6 14:43