ネットアップ、リストア機能などを強化したExchange Server向けデータ管理ソフト

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　ネットアップ株式会社は12月24日、Exchange Server向けデータ管理ソフトの新版「SnapManager for Microsoft Exchange Server 6.0」を発表した。参考価格は137万7000円（税別）からで、同日より出荷を開始する。

　SnapManager for Microsoft Exchange Serverは、ネットアップのストレージで利用するExchange Server環境において、メールシステムのバックアップとリストアを自動化するソフト。GUIを用いた操作画面から、容易にストレージとデータの管理を行えるという。

　新版では、従来は別製品として提供されていたリストア機能「Single Mailbox Recovery」が統合され、個別のメールボックス単位、あるいはメール単位でのデータ復旧が可能になっている。管理可能なサーバー数は最大16台で、障害に備えた冗長構成にも対応。障害時には、最短30秒でメールボックスの復旧を行えるとした。Exchange Serverは、2010/2007/2003の各バージョンで利用できる。

　なお米NetAppと米Microsoftでは、12月8日（米国時間）に提携強化を発表しており、今後も「SnapManager for Hyper-V」「SnapManager for SQL Server」など、両社製品を連携させるツールを継続して提供する予定である。