富士通、ビジネスホテルの運営を支援するSaaSサービス


 富士通株式会社は12月18日、ビジネスホテル業界向けのSaaSサービス「GLOVIA smart ホテル SaaSサービス」を発表した。同日より販売を開始する。2010年1月29日より提供を開始する。

 GLOVIA smart ホテル SaaSサービスは、同社のホテル向けパッケージソリューション「GLOVIA smart ホテル」で培ったノウハウをベースに、ビジネスホテル向けに必要な管理機能を低価格・短納期で導入できるようにしたSaaS型のサービス。

 ホテルの予約受付からチェックアウト、日々の締め処理まで、宿泊管理業務に必要なさまざまな機能を用意。客室収入の最大化を支援する各種分析機能も標準提供しているので、予約状況に応じた最適な宿泊単価の設定などを行うこともできる。また、事業形態や業務運用形態にあわせて、入力項目を選択できる各種画面パターンを用意。そのほか、「楽天」「じゃらん」などのホテル予約サービスとの連携機能も基本サービスで提供される。

 オプション機能として、自社予約サイト開設、PBXやカードキーとの連携、インターネット予約サイト一元管理ツール「らくじゃん」との連携機能などが用意されている。

 価格は、初期費用が50万円(税別)、月額利用料が3万2400円(税別)から。オプションの予約サイトサービスは、初期費用が10万円(税別)、月額利用料が8000円(税別)。
 同社では、今後3年間で1000システムの販売を目標としている。



(福浦 一広)

2009/12/18 17:10