ソフトウェアAG、Adabas/Naturalの戦略的サービスパートナーを認定


 ソフトウェア・エー・ジー株式会社(以下、ソフトウェアAG)は12月10日、アルケミスト株式会社を「日本におけるAdabas及びNaturalの戦略的サービス・パートナー」として認定したと発表した。

 ソフトウェアAGの顧客に対して、高い技術サービスを提供するのがこの提携の目的で、ソフトウェアAGとのパートナー契約締結により、アルケミストはデータベースソフト「Adabas」とその開発用言語「Natural」関連サービスが提供できる、唯一の認定企業になったとのこと。

 主要なサービスとしては、アルケミスト社員による開発、コンサルティングといったプロフェッショナルサービスを提供するほか、この協業を受けて設立した100%子会社「ADABASビジネス・サービス株式会社」を経由し、Adabas/Naturalなどに関する保守サービスを、ソフトウェアAGとの共同で提供するという。保守サービスの主な対象は、Adabas/Naturalのユーザーで、製品の保守契約を中断している、または認定を受けていない企業からのサポートを受けている企業。さらに、既存の顧客についても、継続的な提案とより良いサポートを提供していくとした。

 なお、アルケミストはAdabas関連について、代表取締役の大澤龍一氏が18年の経験を持つほか、10年以上の経験を持つエンジニアが多数在籍するなど、豊富なノウハウを有している。その大澤氏は今回の協業について、「ソフトウェアAGでも、グローバルスタンダードなレベルのサービスは提供しているが、国内では“日本的”なサービスの提供も重要。そういった部分を、この協業によって当社が補い、顧客満足度の向上を目指す」と話している。




(石井 一志)

2009/12/11 12:24