Webアップロード機能も備えたメール誤送信対策ソフト「HDE Secure Mail FINAL」


HDE Secure Mail FINALの管理メニュー
Webアップロード機能

 株式会社HDEは12月11日、メール誤送信対策ソフト「HDE Secure Mail FINAL(以下、HSMF)」を発表した。2010年2月14日より販売を開始する。

 HSMFは、同社が販売するメール誤送信対策ソフト「HDE Secure Mailシリーズ」および「HDE Mail Cop」の機能を統合したもの。従来別々のサーバーで稼働しなければならなかったが、HSMFを利用することで1つのサーバーで稼働できるのが特長。

 主な機能は、送信メールを一時保留することで誤送信を削減する「メール一時保留機能」、メールの添付ファイルをサーバーに保管して相手先にダウンロードURLとログインパスワードを記載した通知メールを自動生成する「添付ファイル付きメールのダウンロード機能」、メールの添付ファイルをパスワード付きZIPファイルに変換する「ZIP暗号化機能」など。

 また、HSMFで新たに搭載されたのが、ファイルのWebアップロード機能。これはメールに添付して送るには容量が大きいファイルを、Webサイトを経由して相手先に渡すことができるもの。利用者はWebブラウザから送信したいファイルをアップロードし、相手先にダウンロード用URLとログインパスワードを記載したメールを送るという仕組みを採用している。

 対応OSは、Red Hat Enterprise Linux 5.x for x86/x86_64。価格は、100ユーザーで100万円(税別)から。年間サポート費用は製品価格の15%で、FAX・メールによる10インシデントまでの問い合わせ対応、およびソフトの無償バージョンアップ権が提供される。





(福浦 一広)

2009/12/11 12:00