日本HP、CULVプロセッサも搭載可能な13.3型ビジネスノートPC


HP ProBook 5310m/CT Notebook PC

 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は12月10日、薄さ23.5mmの筐体に13.3型ワイド液晶を搭載するビジネスノートPC「HP ProBook 5310m/CT Notebook PC(以下、ProBook 5310m/CT)」を発表した。HP Directplus、Directplusコールセンター、HP Directpartnerにて同日より販売開始する。

 ProBook 5310m/CTは、最薄部23.5mm、重さ約1.72kgの13.3型液晶ノートPC。ヘアライン加工を施した酸化アルミニウム製のディスプレイカバーとマグネシウム合金製ベースユニットの採用により、美しさと堅牢性を実現したという。

 CPU、メモリ、ストレージ、OSなどを目的や予算に応じて選択できるCTO(注文仕様生産)モデルで、CPUは処理性能に優れるCore 2 Duo SP9300(2.26GHz)、省電力性に優れるCULV(超低電圧)のCeleron SU2300(1.20GHz)が選択可能。ストレージには、振動や衝撃から保護する「3Dドライブガード」を備えた320GB SATA HDDに加え、128GB SSDも選択できる。

 OSは、Windows 7 Home Premium/Professional(32ビット版)をプリインストールでき、Windows XP Professional(SP3適用済み)へのダウングレードサービスにも対応する。

 機能面では、Windowsを起動することなくボタンを約10秒押すことで、Microsoft Outlookのメール・スケジュール・連絡先・仕事などが確認・編集できる「HP QuickLook 3」や、あらかじめ設定した接続方法でWeb閲覧できる「HP QuickWeb」機能を搭載。加えて、タッチパッドのジェスチャー機能をサポート(Windows 7搭載時)するなど操作性を高めている。

 セキュリティ面では、紛失・盗難した際に、接続時のIPアドレスから探索してファイルやフォルダを削除できる「Computraceソリューション for HP ProtectTools」を2010年1月より提供する予定。

 価格は、Celeron SU2300、2GBメモリ、160GB HDD、光学ドライブ・無線LAN・Bluetooth非搭載、Windows 7 Home Premiumといった構成で、9万6600円から。




(川島 弘之)

2009/12/10 13:06