米IBM、アプリケーション開発用クラウドサービスを発表

　米IBMは11月5日（米国時間）、クラウド環境でアプリケーションの開発とテストを行う新サービス「IBM Smart Business Development and Test on the IBM Cloud」を発表、パブリックベータ版を公開した。利用は無料。あわせてサービスセット「IBM Rational Software Delivery Services for Cloud Computing」も発表した。

　「Smart Business Development and Test on the IBM Cloud」は、IBM Cloud環境で処理能力、ストレージをサービスとして提供する開発環境。Rational Software Delivery Service、WebSphereなどを利用して、アプリケーションの開発とテストを高速化できるという。Java、オープンソース、.NETと異機種混在環境での開発を支援。JazzフレームワークベースのRationalサービスによって、ソフトウェア開発プロジェクトに関連した要員、プロセス、資産を動的に統合できるという。

　「Rational Software Delivery Services for Cloud Computing」は、IBM Cloudでのアプリケーションのライフサイクルを管理できるツールセット。迅速な開発サービスを実現するベストプラクティス、テスト管理／テスト計画／テストラボ管理向けの統合サービス、クラウド向けの開発ツールなどを集めた。