カスペルスキー、Windows 7/Server 2008 R2対応の企業向けウイルス対策ソフト


 株式会社Kaspersky Labs Japan(以下、カスペルスキー)は11月5日、企業向けの統合セキュリティソフトウェア新版「Kaspersky Open Space Security Release 2」を発表した。一元管理ツールの強化や、最新Windows OSへの対応などが行われている。

 Kaspersky Open Space Securityは、ウイルス対策機能を中心とした、企業・法人向けの統合セキュリティソフトウェア。クライアントPC、ファイルサーバー、メールシステム、インターネットゲートウェイに対して、ウイルス対策、ファイアウォール、迷惑メール(スパム)対策などの機能を提供している。また、企業を対象としているため、一元管理ツール「Kaspersky Administration Kit」を用意しており、管理者による統合管理に対応する。

 新版では、ユーザーの要望を反映し、Kaspersky Administration Kitに40以上の機能強化・改良を実施。数台規模のクライアント環境から、複雑な管理構造を持った大規模ネットワークまでを管理できるという。また、Windows 7、Windows Server 2008 R2に対応したほか、コンポーネントである「Kaspersky Anti-Virus for Windows Workstation 6.0」「Kaspersky Anti-Virus for Windows Server 6.0」において、新スキャンエンジンの採用、ヒューリスティックアナライザの機能強化などが行われている。




(石井 一志)

2009/11/5 14:00